透析治療案内
透析室全景
透析治療への取り組み
1)苦痛の少ない透析
当院では全患者さまに留置針を使用しております。
透析中は動ける範囲を示して患者さまの安静による緊張を緩和するようにつとめています。
テープかぶれを防止するために最少限のテープを有効に使うことで回路を確実に固定して
シャント肢に余分な負担をかけないようにしています。
2)透析液、水質管理
血液ろ過透析(HDF)などの特殊透析で、“かゆみ”や”イライラ””不眠”などの症状の緩和に
対応しています。
エンドトキシン除去フィルターを設置して、クリーンな水での透析液を提供しています。
血液透析装置
透析液供給装置
水処理装置(RO装置)
透析液溶解装置
透析液再循環システム
透析室内の設備
防災対策
当院では、災害対策委員会を組織し防災訓練及び、
防災会議を定期的に実施しています。
院内はすべて飛散防止照明器具を採用しています。
透析患者さまへの防災意識の向上に努めています。
(ビデオ貸出や災害対応マニュアルの配布など)
![耐震対策](https://houjin-kai.or.jp/wp-content/uploads/2015/07/machine_6.png)
耐震対策
病院連携
腎臓疾患を専門としております。
当院の専門分野は腎臓疾患で腎臓に関わる専門医が常駐しています。
総合医療とは違い、患者さま一人一人に合せた最善の診療・治療がご期待いただけます。
専門医とは?
専門医とは医学の高度化・専門化に伴い、その診療分野において高度な知識や技量や経験を
持つ医師として学会より認められた名称です。
専門知識と技術を用いて一般の総合医療に比べて、より詳細で局所的な診療・治療がご期待いただけます。
どの分野の専門医がいますか?
当クリニックには、内科専門医、腎臓専門医、透析専門医が在籍しています。
血管外科についても専門医による診察が可能です。
特殊検査(CT等)が必要になった場合または、
ご希望される場合は近隣の高次病院を紹介します。
当院では、下記の高次病院と病診連携を取り合っております。
豊田厚生病院
トヨタ記念病院
愛知医科大学病院
地域医療との連携について
1)他医療機関との連携(紹介状)
透析患者さまは色々な合併症に苦しんでみえるかと思いますが、より高度で専門性の高い
医療を安全に受けていただく為には専門医や高次病院との連携が重要になります。
必要に応じて紹介状をお渡し致しますのでご相談ください。
2)専門病院受診の必要性
心臓病や脳出血・眼科など透析以外の病気のある方は専門病院の受診を続けてください。
状態が落ち着いていても定期的な受診は必要です。
定期的な受診をしていると急変が起きた場合にもスムーズに対応され
患者さんの治療にとって大変よい条件となります。