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②CKDと診断された方の末期腎不全への進行抑制
腎臓が悪いと言われたり、CKDと言われた場合は以下の事が考えられます。
<<健診採血で尿素窒素(BUN)・クレアチニン(Cre)・尿酸値(UA)・eGFRのいずれかで異常値を指摘された。>>
<<すでに他の病気(高血圧や糖尿病、膠原病など)を治療中で腎臓に負担がかかってきた。>>
<<腎臓の病気(慢性糸球体腎炎や多発性嚢胞腎など)を指摘されている。>>
などがあると思われます。
<<健診採血で尿素窒素(BUN)・クレアチニン(Cre)・尿酸値(UA)・eGFRのいずれかで異常値を指摘された場合>>
健診の結果をお持ち頂いてその結果と合わせて現在の腎臓の機能がどの程度あるのかの判断や腎臓の機能を守っていくための治療をしていきます。
下図は2018年時点の厚生労働省から提示されている表になります。
eGFRとは推定糸球体濾過量値というもので腎臓の機能を表す目安の数値として用いられています。
<<すでに他の病気(高血圧や糖尿病、膠原病など)を治療中、
または腎臓の病気(慢性糸球体腎炎や多発性嚢胞腎など)を指摘されている場合>>
かかりつけ医の先生と相談をして頂き、今治療を受けている病気の経過や採血結果(記録として残っているもの)、飲んでいる薬の内容(過去半年分ぐらい)などを紹介状に記載してもらってください。
治療経過や内服薬などの情報が診察に有用になります。
腎機能が増悪する要因として原疾患の悪化・過労・脱水・感染や薬剤などがあり、かかりつけ医の先生と相談しながらよりよい治療を検討していきます。
2018年現在の厚生労働省腎疾患対策検討会では以下のように考えられています。
当院で行う事
腎臓機能のステージに応じた診察を行います。
〈ステージを知りたい方はこちらへ〉
他の病気がありかかりつけの先生がいる方はかかりつけの先生と連携し、当院で腎臓の機能低下を抑えるための治療を行います。
腎臓の機能低下が進行している場合は当院が中心となって治療を行います。
腎臓専門医の目から見たお薬の助言や栄養指導の実施などを行います。